結論
捻挫の応急処置で大切なのは、最初の48時間です。
冷やす、固定する、高く上げる、体重をかけない。この4つを守ってください。
逆に、温める・もむ・飲酒するは避けます。ここでの対応が、その後の経過を左右します。
足首を捻った。腫れてきた。何をすればいいのか。
最初の対応が、その後の回復を大きく変えます。この記事では、時系列でやることをまとめました。
応急処置の前に、救急受診が必要な状態でないかを確認します。
- 足首の形が明らかに変わっている
- 足首が異常な方向に動く
- しびれがある、足の指の感覚がない
- 足の色が悪い、冷たい
- 骨が皮膚を突き破っている
これらは、骨折や神経・血管の損傷が疑われます。応急処置より、受診を優先してください。
当てはまらなければ、以下の応急処置に進んでください。
氷嚢や保冷剤をタオル越しに当てます。15分程度。
1〜2時間あけて、また15分。これを48時間のあいだ繰り返します。
直接肌に当てないでください。凍傷を起こすことがあります。また、15分以上続けて冷やす必要はありません。
動かさないことが目的です。
包帯やテーピングがあれば、足首を軽く巻きます。きつく締めすぎないこと。指が1本入る余裕を残してください。
何もなければ、タオルを当てて安静にするだけでも構いません。
横になって、足を心臓より高い位置に上げます。クッションや座布団を重ねて、その上に足を乗せてください。
腫れの広がりを抑える効果があります。冷やしながら上げると、なお良い。
痛みが強いなら、無理に歩かないでください。
どうしても移動が必要なら、壁や手すりを使って、患側に体重をかけないように。
POINT
この4つは、頭文字を取ってRICE処置と呼ばれます。Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)。基本の対応です。
受傷直後は、炎症が起きている時期です。温めると血流が増え、腫れと痛みが強くなります。
48時間はシャワーで済ませてください。どうしても入浴する場合は、短時間で。
傷ついた組織に刺激を加えると、内出血が広がります。
「ほぐせば早く良くなる」は、この時期には当てはまりません。
アルコールは血管を広げます。腫れと内出血が強くなります。
痛みを紛らわせたくなりますが、48時間は控えてください。
曲げ伸ばししてみる、体重をかけてみる、ジャンプしてみる。
確かめる行為そのものが、損傷を広げます。判断は画像を見た医師に任せてください。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 受傷直後 | 救急受診のサインがないか確認 → なければ冷やす・固定・挙上 |
| 当日〜48時間 | 15分冷やす→1〜2時間あける、を繰り返す。温めない、もまない |
| できるだけ早く | 整形外科を受診。骨折の有無を確認 |
| 48時間以降 | 腫れが引いてきたら、痛まない範囲で足首を動かし始める |
| 歩けるようになってから | 片脚立ちのバランス練習を開始 |
応急処置をしたうえで、できるだけ早く整形外科を受診してください。
理由は2つあります。
捻挫と思っていても、骨が欠けていることは珍しくありません。歩けても骨折している方がいます。
放置すると、後から治りにくくなります。
靭帯の損傷の程度によって、必要な固定期間が変わります。ここを適切にやるかどうかで、癖になるかどうかが分かれます。
自己判断で「軽いから大丈夫」と済ませた方が、何年も不安定さを抱えることになります。
※感じ方には個人差があります。
※判断に迷う場合は、受診を優先してください。
湿布を貼ればいいですか?
冷感タイプの湿布は、実際の冷却効果はほとんどありません。受傷直後は、氷嚢や保冷剤で冷やしてください。湿布は補助的なものと考えてください。
何日冷やせばいいですか?
48時間が目安です。その後は、腫れや熱感が残っていれば継続、落ち着いていれば終了して構いません。いつまでも冷やし続ける必要はありません。
サポーターを買ったほうがいいですか?
固定の目的では有効です。ただ、受傷直後は腫れが変化するため、きつすぎないか確認しながら使ってください。受診時に、医師に相談するのが確実です。
部活の試合が明日あります
受傷直後の状態で出場すると、損傷を広げます。骨折の有無も分かっていない段階です。まず受診してください。判断は、状態を確認してからになります。
3日経ってから読みました。今からできることは?
48時間を過ぎていれば、冷やす必要は薄れています。腫れと痛みが続いているなら受診してください。落ち着いてきているなら、痛まない範囲で足首を動かし始める時期です。
整骨院で応急処置してもらえますか?
急性の外傷であれば、整骨院でも対応できます。ただ、骨折の有無は画像でなければ分かりません。当院では、骨折を疑うサインがある場合、整形外科の受診をご案内しています。
かふう西台整骨院では、骨折を疑うサインがある場合、施術より先に整形外科の受診をご案内します。当院は診断ができません。
診断がついた後のケアは、当院で承っています。
腫れが引いてからの足首の動きの回復、片脚立ちのバランス練習、競技復帰の段階的な進め方。ここからが当院の役割です。
捻挫が癖になるかどうかは、この時期の過ごし方で決まります。痛みが引いたから終わり、ではありません。
施術は鍼灸で行い、手技は使いません。足首そのものには鍼を刺さず、離れた場所のツボを使います。
※お身体の状態や経過には個人差があります。
※本記事は一般的な情報提供であり、診断にかわるものではありません。
ケアをお探しの方へ
捻挫が癖になるかどうかは、この時期の過ごし方で決まります。
当院でお受けできる状態かどうかも含めて、お答えします。
かふう西台整骨院|〒664-0875 兵庫県伊丹市野間北2-10-17|TEL 072-779-5345
完全予約制/駐車場1台あり/腕と足の鍼灸治療協会 会員院

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