シンスプリント|部活を休ませるべきか迷っている保護者の方へ

「すねが痛い」と言い出したお子さん。部活を休ませたほうがいいのか、様子を見ていいのか。

判断に必要な情報がないまま決めるのは、保護者の方にとってつらいことだと思います。この記事では、何を確かめれば判断できるのかをお伝えします。

まず、確かめてほしいことがひとつあります

休ませるかどうかを考える前に、疲労骨折でないかどうかを確かめてください。

シンスプリントと疲労骨折は、同じ「すねの内側が痛い」で現れます。ただ、対応がまったく違います。疲労骨折を見落としたまま走り続けると、骨が折れます。

確かめ方

お子さんを椅子に座らせて、すねの内側のふち(骨と筋肉の境目)を、膝の下からくるぶしまで指でなぞってもらってください。

痛みの出方
シンスプリントに近い 5cm以上にわたって広く痛む。「このあたり全体」という言い方になる
疲労骨折を疑う 一点を押すと飛び上がるほど痛い。「ここ」と指で示せる
次にあてはまる場合は、練習を止めて整形外科へ
  • すねの一点を押すと、飛び上がるほど痛がる
  • その場で片脚ジャンプをすると、その一点に響く
  • 安静にしていても、夜も痛いと言う
  • 痛む場所が腫れている、熱を持っている
  • 痛みで体重をかけられない

疲労骨折は、発症から2〜3週間経たないとレントゲンに写らないことがあります。「異常なし」と言われても症状が続く場合は、医師に「疲労骨折を疑っている」とお伝えください。

疲労骨折でなければ、休ませなくてもよい場合があります

シンスプリントと判断できる場合、完全に休ませることだけが選択肢ではありません。

私自身、S.CインテルナシオナルでU-15のコーチをしています。現場にいるからこそ分かるのですが、「休め」と言われた子が本当に休めるかというと、そう単純ではありません。

レギュラーを外されるかもしれない。大会が近い。仲間が練習しているのに自分だけ見ている。中学生や高校生にとって、これは大人が思うより重い問題です。

だから、休ませる以外の調整を先に考えます。

練習を続けながらできる調整
  • ダッシュとジャンプ系のメニューだけ量を落とす
  • 全体練習には参加し、個人練習の分を減らす
  • 硬い路面・体育館の床での走り込みを、土や芝に置き換える
  • ウォーミングアップとクールダウンの時間を確保する
  • 走る代わりに自転車や水中歩行を入れる

顧問の先生やコーチに相談するときも、「休ませてください」より「この種目だけ調整させてください」のほうが通りやすいものです。具体的に何を減らすかまで伝えると、話が進みます。

痛み出した時期に、何が変わりましたか

お子さんに聞いてみてください。次のどれかが当てはまるはずです。

  • 夏休みや大会前で、練習量が急に増えた
  • 新学期・入部で、それまでより動く量が増えた
  • シューズを買い替えた、またはソールがすり減っている
  • 練習場所が変わった(体育館、アスファルト)
  • 身長が急に伸びた時期と重なっている

成長期は、骨が伸びる速さに筋肉が追いつかない時期があります。ふくらはぎが相対的に硬くなり、すねへの負担が増えます。この時期に練習量が増えると、条件が重なります。

家でやらせてほしいこと
ふくらはぎのストレッチ(2種類)

壁に両手をつき、痛むほうの脚を後ろへ。かかとを床につけたまま、まず膝を伸ばして20〜30秒、次に膝を軽く曲げて20〜30秒。

すねの内側に付く筋肉は、ふくらはぎとつながっています。風呂上がりに習慣化させるのがいちばん続きます。

足指でタオルをたぐる

床にタオルを敷き、足の指だけでたぐり寄せます。左右10回ずつ。土踏まずが働くようになると、着地でのすねへの負担が変わります。

シューズを見る

ソールの減り方を確認してください。かかとの外側だけ極端に減っている、内側が潰れている。着地の癖が出ています。半年以上使っているものは、買い替えを検討する時期です。

※感じ方には個人差があります。痛みが強く出る場合はすぐに中止させてください。
※無理のない範囲で行ってください。

当院での進め方

かふう西台整骨院では、まずすねの内側を指でなぞって痛みの範囲を確かめます。疲労骨折を疑うサインがあれば、施術より先に整形外科の受診をご案内します。

シンスプリントと判断した場合も、すねそのものに鍼を刺すことはありません。離れた場所のツボを使い、押して痛い場所の変化をご本人に確かめてもらいながら進めます。

使用するのは髪の毛ほどの細さの使い捨て鍼です。注射針とはまったく別物で、刺さる瞬間の痛みはほとんどありません。初めてのお子さまには実物を見せて、細さを確認してもらってから始めます。保護者の方は施術室でお待ちいただけます。

練習量・路面・シューズの見直しも、あわせてご相談します。競技の予定を含めて、続けながら進める方法を一緒に考えます。

※お身体の状態や経過には個人差があります。
※本記事は一般的な情報提供であり、診断にかわるものではありません。

お子さんの足の痛みで
お困りではありませんか

休ませるべきかどうかも含めて、お答えします。
保護者の方は施術室でお待ちいただけます。

かふう西台整骨院|〒664-0875 兵庫県伊丹市野間北2-10-17|TEL 072-779-5345
完全予約制/駐車場1台あり/腕と足の鍼灸治療協会 会員院

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