痛む場所には、
鍼を刺さない鍼灸です。なぜそうするのか。どこに刺すのか。何が起こるのか。
すべてご説明します。
「アキレス腱が痛いのだから、アキレス腱を治療するのでは」。そう思われるのが自然だと思います。ただ、当院はそうしません。
足首の動き
足のアーチ
集まり続ける
痛む
痛みが出ている場所は、負担が集まった結果です。原因は、たいていもう少し手前にあります。
ふくらはぎが硬く、足首が上に反りにくい。足のアーチが落ちて、着地のたびに内側へねじれる。股関節が使えず、その分を下腿が肩代わりしている。こうした状態が続くと、アキレス腱には毎歩ごとに余分な張力がかかります。
この状態を残したまま痛む場所だけを刺激しても、動かせばまた同じ負担がかかります。「休むと軽くなるのに、走るとまた戻る」という繰り返しの正体は、ここにあります。
炎症が起きて敏感になっている組織に直接刺激を加えると、その場ではほぐれた感じがしても、翌日に重くなることがあります。特にアキレス腱や足底は、皮膚のすぐ下に腱がある場所です。刺激に対して過敏になりやすい部位でもあります。
当院が離れた場所のツボを使うのは、この理由からです。
手や腕、反対側の脚、体幹に近い場所。症状によって使うツボは変わりますが、共通しているのは痛む場所から離れているということです。
東洋医学では、体の各部位はつながりを持って捉えられます。足の痛みに対して手のツボを使う、右の痛みに対して左を使う。こうした考え方は古くからあるもので、「腕と足の鍼灸治療協会」はこれを腕と脚の痛みに特化して体系化しています。
次の部位に、直接鍼を打つことはありません。
| 症状 | 刺さない場所 |
|---|---|
| アキレス腱炎 | アキレス腱、ふくらはぎ、足首まわり |
| シンスプリント | すねの内側、下腿全体 |
| 足底筋膜炎 | かかと、足裏、土踏まず |
※お身体の状態や経過には個人差があり、施術の結果を保証するものではありません。
当院の施術には、独特の進め方があります。施術の前後で、押して痛い場所をご自身に触っていただくことです。
- 施術前に、痛い場所を確認「ここを押すと痛いですね」と、ご自身の指で場所を覚えていただきます。痛みの強さも10段階などで表現していただきます。
- 離れた場所のツボに鍼を打つ手や腕、反対側の脚など。刺した瞬間の痛みはほとんどありません。
- もう一度、同じ場所を押していただく先ほどと同じ場所を、ご自身で押して確かめていただきます。
- 変化を見ながら調整する反応の出方を見ながら、使うツボを変えていきます。この繰り返しで進めます。
この方法の利点は、施術者の説明を信じるしかない状態にならないことです。良くなったかどうかを、ご自身の指で確かめていただけます。
※感じ方には個人差があります。すべての方に同じ反応が出るわけではありません。
使用するのは、髪の毛ほどの細さの使い捨て鍼です。注射針とはまったくの別物で、刺さる瞬間の痛みはほとんどありません。注射針は薬液を通すため中が空洞になっており、その分太くなります。鍼は中実で、先端の形状も異なります。
すべて使い捨てです。滅菌された鍼を、その方専用に開封して使用し、施術後は 医療廃棄物として処理します。使い回すことは一切ありません。
台座灸を使用します。台座の上でもぐさを燃やすため、皮膚に直接火が触れることはありません。やけどの心配はなく、じんわりとした温かさを感じる程度です。熱いと感じた時点でお申し出いただければ、すぐに外します。
ごくまれに、点状の内出血が出ることがあります。数日で自然に消えるもので、痛みを伴うものではありません。血が止まりにくいお薬を服用されている方は、事前にお知らせください。
「鍼は痛そう」という不安は、ほとんどの方が持たれています。それは自然なことです。
初めての方には、施術前に鍼の実物をお見せします。手に取って、太さを確かめていただいて構いません。想像していたものとの違いに驚かれる方がほとんどです。
黙って刺すことはありません。「これから打ちます」とお伝えしてから進めます。途中で怖くなった場合も、遠慮なくお申し出ください。
小学生でも受けていただけます。保護者の方は施術室でお待ちいただけますので、お子さまの様子を見ていただきながら進められます。怖がるお子さまには、まず保護者の方に1本受けていただくこともあります。
当院の施術は鍼灸で行います。手技のみのメニューはご用意していません。どうしても鍼が難しいという方は、ご予約の際にあらかじめお知らせください。当院でお受けできるかどうかを含めてご相談させていただきます。
腕と足の鍼灸治療協会 会員
専門に扱う協会です
院長・乾康敏は「腕と足の鍼灸治療協会」の会員です。同協会は、腕と脚の痛みに対する鍼灸を専門に扱う団体で、所属している院は全国でも数えるほどしかありません。
協会で学んだのは、次の症状に対する鍼灸です。
- アキレス腱炎
- シンスプリント
- 足底筋膜炎
- アキレス腱断裂の後遺症
協会について
証書を発行している「腕と足の鍼灸治療協会」は、つるかめ鍼灸院(東京都荒川区)の木谷礼先生が主宰されています。協会の考え方や、足の痛みに対する鍼灸の詳しい解説は、同院のサイトでご覧いただけます。
つるかめ鍼灸院(腕と足の鍼灸治療協会)→
柔道整復師・はり師・きゅう師(国家資格)/兵庫県伊丹市出身
フットサル全国大会3回出場・3位入賞/S.Cインテルナシオナル U-15コーチ
腕と足の鍼灸治療協会 会員
選手時代、痛む場所をもんでもらっては翌日に戻る、という繰り返しを何度も経験しました。この方法に出会ったとき、なぜ戻っていたのかが腑に落ちたんです。同じことで困っている方に届けたいと思っています。
鍼は痛くないですか?
本当に痛む場所に刺さないのですか?
なぜ離れた場所で変化が出るのですか?
何本くらい刺しますか?
お灸は熱くないですか?
子どもでも受けられますか?
手技だけでお願いできますか?
それぞれの症状について、セルフチェックと当院での進め方をまとめています。
施術中、押して痛い場所の変化をご自身で確認いただけます。
当院は完全予約制です。まずはお電話かLINEでご連絡ください。
かふう西台整骨院|〒664-0875 兵庫県伊丹市野間北2-10-17
月〜金 9:00〜12:00/15:30〜19:30 土 9:00〜12:00/14:00〜18:00 日・祝 休診