上腕三頭筋の役割と柔軟性の重要性
二の腕とも呼ばれる上腕三頭筋は、肩関節から肘関節にまたがる筋肉。腕を伸ばす、物を押すといった動作で使われる。上腕三頭筋の柔軟性が失われると、腕や肩が上がりにくくなる。頭を洗う、高い場所にあるものを取るといった動作が辛くなってしまうのだ。
体側の筋肉:広背筋と腹斜筋の役割
主にカラダの側面に位置する筋肉は、主に広背筋、腹斜筋。腹斜筋は、姿勢の維持、内臓の保護という重要な役割を果たしているが、日常で意識的に使う場面は多くない。広背筋も背中に広がっている部分は気にしても、体側に位置する部分を意識することも多くない。それゆえ知らぬ間に柔軟性を失っていることも。体側が硬くなると、骨盤と肋骨の関係が崩れ、不良姿勢をもたらし、腰痛などの原因になる。
上腕三頭筋を伸ばすストレッチ
両足を腰幅に開いて、背すじを伸ばして立つ。左肘を真上に上げ、右手で左肘を掴む。背すじを伸ばしたまま、右手で左肘を引き寄せて、左腕の上腕三頭筋を伸ばす。呼吸をしながら30秒キープしたら、左右を変えて同様に行う。

上腕三頭筋と体側を同時に伸ばすストレッチ
両足を腰幅に開いて、背すじを伸ばして立つ。左肘を真上に上げ、右手で左肘を掴む。右手で左肘を引き寄せながら、上体を右側に倒す。上腕三頭筋と体側を同時に伸ばす。呼吸をしながら30秒キープしたら、左右を変えて同様に行う。

広背筋と腹斜筋を伸ばすストレッチ
両足を腰幅に開いて、背すじを伸ばして立つ。右腕を伸ばして真上に上げ、手のひらは内側に向ける。腕を伸ばしたまま、上体を左側に倒して、広背筋、腹斜筋を伸ばす。呼吸をしながら30秒キープしたら、左右を変えて同様に行う。

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